高校受験の注意点

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高校入試までの流れ

志望校決定

高校受験のための勉強をするに当たって、まず一つ知っておきたい事がある。それは、高校入試までの流れである。もちろん、勉強は第一である。効率の良い勉強法を確立させ、その勉強法に従ってプランを立て、それを着実にこなしていくというのは、とても大事な事である。ただ、その前にまず高校受験までには一体どのような手続きを行う必要があるのかを知っておかなければ、致命的なミスをしてしまう可能性もあるのである。

具体的に言うと、願書の提出し忘れが一番多い。これは毎年、必ずと言って良いほど多くの受験生がやってしまうミスである。後で大人がなんとかしてくれると思っていたら大間違いである。願書を提出し忘れたが為に、希望の高校にいけなかった人だっているのである。そうならないよう、しっかりと高校入試までの流れを頭に入れておこう。

高校入試までにやっておく事は、いくつもある。まず、当然だが、自分の希望する高校を決める。総じて、12月が終わった時点で内申点が決定する。内申点によって行ける高校は変わるが、12月で劇的にその内申点が上下動するというのは考え難いので、それまでに大体合格圏内の高校は決定していると考えて良いだろう。

担任の先生や塾の講師の意見を聞き、自分の学力に合った高校をいくつか選抜し、その中から、自分の行きたい高校を決めるというのが一般的である。学校によって時期は異なるが、二者面談、三者面談が大体11〜12月に行われるので、それまでに自分の行きたい高校を決め、しっかり高校受験までの勉強法を確立しておこう。

願書提出〜入試

高校受験までに行っておく事は、年が明けてからの方が多いだろう。よく「高校受験生には正月なんてない」という言い方がされるが、そこまで思いつめる必要はないと思われる。ただ、やるべき事、やらなければならない事を忘れるような事だけはしないように心がけておこう。

まず年が明けて最初にする事は、希望の高校へ願書を提出する事である。願書の提出期間は学校によって異なるので、まずそれをしっかり把握しておこう。周りが言ってくれる、なんて甘い考えで過ごしていてはいけない。自分の将来を左右する重要な書類である。自分の責任下において、しっかり提出するようにしよう。

提出は、できるだけゆとりを持って行う事。期間前ギリギリになって慌てて郵便局に駆け込む受験生の姿は毎年のように見られるが、そうやって慌ててしまって、住所を間違えたり、大事な書類を落としてしまったりしたら最悪である。しっかりと願書を提出できる環境を、予め作っておこう。勉強や勉強法にばかり気を取られていて、願書の提出を忘れる事のないよう、注意したい。

願書の提出が終わると、いよいよ本番である。これまで行ってきた勉強法、そして努力を信じ、本番に臨む。大学受験と違い、高校受験にはセンター試験のようなものはない。高校入試ならではの緊張感があるが、呑まれないようにしたい。特に受験前日は、それまでの勉強法に加え、しっかり最終確認を行う必要がある。

入試が終わったら、合格発まで多少期間が空くが、万が一落ちていた場合に二次、三次の試験にしっかり対応できるよう、勉強は怠らないようにしておこう。